肩こり
首は絶対にもんではいけない!
肩こり・首コリが起こると頭痛・めまい・動悸・血圧不安定・胃腸障害・冷え・のぼせ・胸部圧迫感・自律神経失調症など様々な症状が発生します。
首は骨格上、最も不安定な部位でもあり人間の急所でもあります!
首の特徴としては筋肉がキャシャ、細く弱い(特に女性は)伸展(上を向く)事が少ない。重い頭(平均で6キロ)を支えている。普段の生活で常に負担がかかっています。特に最近ではスマホ、タブレットやパソコンなどで日頃から非常に負担がかかっています。
「首がこっている。辛い」と感じたらどうする?
①そのままにして様子をみる
②整体やカイロ、マッサージなどに行き首の筋肉に無理な力をかけ治そうとする。
③病院に行って検査や牽引をしてもらう。
特に②と答える方が殆どではないでしょうか?しかし、そういった方の8割は一時しのぎで、その時だけ楽になれば良いと思っている方が殆どで「これは、しょうがない。一生付き合っていくしかない」と諦めている方が殆どだと思います。
また③の病院に行って検査をして他に原因があるのではないかと心配になられる方もいると思います。確かに内臓からの異常により「肩凝りや腰痛」といった症状や歯の噛み合わせ、虫歯などによって肩凝りが発生します。
牽引の危険性
牽引は関節を引っ張るだけでなく頚椎と共に異常をきたしている首の筋肉も引っ張てしまい、異常を起こした筋肉に大きな力を加える事は新たな外傷をつくる危険性が高くなります。電器のコードを強い力で引っ張った場合、中の線がキレます。そのような状態が牽引をすると同じ事が起きます。
首を冷やしては、いけない。
身体が冷えると血行が悪くなります
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血行が悪くなった上で筋肉に仕事をさせる
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疲労物質である乳酸などが筋肉に蓄積する
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代謝が悪くなり筋肉に柔軟性がなくなる
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コリが生じる
神経は冷えると働きが悪くなり痛みなどの症状がでます。
首の後ろ側には副交感神経のセンサーがあり首を冷やすと自律神経のバランスも乱れます。筋肉も神経も温めた方が良いのです。急性の怪我などは逆に冷やした方が良いです。又、首だけに限らず首と名前が付くところは冷やさない様にしましょう。手首、足首、お腹周りのくびれ。
※温めてはいけないケース
片頭痛持ちの人は筋肉を温めると血管が拡張するので片頭痛が起きたり痛みが強くなったりすると言われています。自然に首を温める。例えばマフラーやストールなどを首の筋肉を自由に動かせるようにふんわりと巻く。
片頭痛持ちでない方は肩甲骨の間にホッカイロを貼るのも良いかもしれませんね。
こんな生活習慣に心当たりのある人は注意が必要
1、一日のうちでパソコンを使ったデスクワークの時間が長い
2、毎日、スマホやゲーム機などでうつむきの姿勢になっている
3、日頃から育児、料理や掃除などの家事仕事で下を向いていることが多い
4、手芸や編み物などの趣味でうつむいている時間が長い
5、長時間にわたって車の運転をすることがある
首の筋肉は15分使ったら30分休ませるのが理想とされています。特に女性の場合は首の筋肉が弱く長い為に首にかかる負担は男性以上です。
猫背の人も猫背でいると呼吸も浅くなり自律神経のバランスも崩れ免疫力も低下します。正しい姿勢に近ずくように毎日短時間でもいいので意識してできるだけ背中を伸ばしてネックリラクゼーションを心掛けましょう。当院の脳硬膜の調整もお勧めです。
首は大切!
現在の日本社会はIT化が急激に進み仕事や勉強は勿論、パソコンやスマホは生活にはなくてはならないものになっています。
人間の頭の重さは6キロあると言われています。大きいスイカ1個分に相当します。前屈姿勢やうつむき姿勢では首の後ろの筋肉にかかる負担は3倍の大きさになります。普段のパソコンやスマホでの姿勢は首に18キロの負担がかかっています。
前傾姿勢の負担
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これらの姿勢は首にある副交感神経のセンサーを締め付けます
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最近、日本では「うつ病」の人が急増
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新型うつ(自律神経性うつ、頸筋性うつ)と呼びパソコンやスマホやゲームなど長時間やり続けたせいで起こる
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首の筋肉が異常をきたし自律神経が働かなくなった結果生じる
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圧倒的な自殺傾向となる
少しオーバーかもしれませんが首は神経の通り道で脳から首を経て背中から腰椎、お尻まで伸びています。神経がスムーズに働けることは健康を保つうえでも大変重要です。
首に問題がない人は、たったの1割
首コリの最大の原因は首の筋肉の使い過ぎです。
悪い姿勢、頚椎の彎曲の異常だけでなく、むち打ちや頭部の外傷、内臓の問題、過去の怪我、噛み合わせ、足首の問題、お腹のリンパの流れが悪いなど様々な要因で発生します。
また、もともと首の筋肉が弱いせいでも首コリも発生します。
最近は大人だけでなく子供さんにも首コリで来院される子もいます。運動をする機会が減り体の筋肉が鍛えられない、幼い頃からゲームや勉強などでうつむいた姿勢が多いのも問題です。
子供さんの首コリは早期に治療をする必要があります。成長はもちろん、精神面にも大きく影響をして集中できない慢性的な片頭痛持ち、イライラするなどの悪影響が出ます。
首コリからくる不定愁訴
・動悸(心悸亢進)
・血圧不安定
・体温調節障害
・微熱
・胃腸障害
・ドライアイ
・全身倦怠感
・吐き気
・発汗異常
・視力障碍
・瞳孔拡大
・症状の天候依存
・冷えのぼせ
・胸部圧迫感
など首コリにより色々な症状も発生します!
首コリでやってはいけない事
1,首をボキボキ鳴らす
首をボキボキ鳴らすと周りの筋肉や組織、毛細血管などをを傷つけてしまいます。またボキボキ鳴らす事により首の筋肉を緩めてしまい不調の原因になります。首コリ、肩こりは硬くなって痛くなるだけでなく緩んでいても痛みが出ます。
首をボキボキ鳴らす事により骨も痛めます。
2、マッサージをする
マッサージをされている間は、確かに気持ちは良いかもしれませんがボキボキ鳴らす事同様に首の筋肉や組織などを痛めます。強い刺激により筋肉は防御反応を起こしかえって筋肉を硬くしたり自律神経のバランスも崩します。
弱い刺激でも同じ刺激を繰り返し行う事により筋肉内に乳酸を貯めます。いわゆる「揉み返し」というやつです。
刺激は、慣れてきて段々と強い刺激でなくては満足しなくなります。
3、湿布を貼る
痛みは本来、身体から出る信号です。その信号を湿布やクスリにより抑えるのは良くありません。湿布やクスリの常用は自律神経のバランスも崩れ交感神経優位の状態にします。
余談になりますが湿布の中にもお医者さんしか処方出来ない物がありますが、それを沢山もらってきては近所に配るというのは、いかがはものでしょうか?湿布は自費にするべきです。医療費の削減!
首コリの治療法
痛みや不調は結果として出ているのです。結果には必ず原因があります!その原因を見つけて改善、解決していくのが一番の回復への近道、早期社会復帰に繋がるのではないでしょうか?
首の筋肉の使い過ぎが一番の原因かもしれませんが他にも大きく影響のある原因を紹介します。
1、有害物質(食品添加物、有害金属、残留農薬など)による汚染
2、腸内細菌のバランスの乱れ
3、必須栄養素の不足
4、自律神経のアンバランス
5、環境汚染(電磁波、住宅建材、生活用品など)
6、不自然な生活習慣
7、酸化した油の過剰摂取
8、冷え
などが大きく首コリに限らず身体や心の不調に影響をします。
肩こり
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- よつば堂の日記
INFORMATION 当院の情報
- 院名
- 接骨よつば堂
- 所在地
- 山梨県南アルプス市藤田25−7
- 営業時間
- 月曜日〜金曜日:8:30〜13:00 / 14:30〜20:00
土曜日:8:00〜13:00 - アクセス
- 甲府南ICから車で15分
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