痛みの原因 4
経皮毒
人体各部位による吸収量の違い
腕の内側を1とした場合
頭部 3.5倍 ひたい 6倍 あご 3倍 わきの下 3.6倍 手の平 0.83倍 性器 42倍 かかと 0.14倍
写真は吸収率です。
新生児の場合は大人より吸収率も高く、産湯は新生児から体温を奪い皮膚を傷つけるおそれがあります。
経皮吸収に影響を及ぼす因子
①分子量(分子の大きさ)
②量
③濃度
④化学的性状
⑤部位
⑥皮膚温度
⑦加齢現象
⑧角質層の水分量
⑨損傷、病変皮膚
⑩科学的処理
⑪環境
合成界面活性剤のさまざまな有害性
有害性を多く指摘されている物に家庭用洗剤の主要成分である合成界面活性剤があります。水によくなじみ油に溶けやすい性質を持っています。
天然の界面活性剤は脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カルシュウムだけです。
合成界面活性剤排出された後、分解されにくく、そのままの形で自然界に放出されているのです。
「ベンゼン」「フェノール」などの単語が付くと背球を原料とする合成界面活性剤です。
合成界面活性剤で引き起こされる障害
1、皮膚障害
界面活性剤は皮膚の脂肪を取り除き細胞膜を破壊する作用があります。
皮膚の抵抗が下がってしまい肌荒れや細胞感染、アレルギーの原因になり、最も多い皮膚障害は進行性指掌角皮掌と呼ばれる手のひび割れです。
頭皮のかゆみ、フケ、抜け毛、かさぶたも同じように合成界面活性剤による皮膚障害だと言われています。
洗濯した経皮毒の障害がおこります。
アトピー性皮膚炎も皮脂膜の破壊が繰り返されたことによって発症し皮下組織に蓄積された有害物質が限界点を超えたことにより発症します。
2、発がん性
発がん性物質が合成界面活性剤の助けをかりてリンパ管を巡回していけば、たどり着いた臓器や組織でガンを発生する事は大いに考えられます。
3,溶血作用
合成界面活性剤は血液中に流れ込むと同じように赤血球の細胞膜も破壊します。
溶血がおきると全身の臓器に酸素を送ることができなくなり臓器に機能が十分に働かなくなります。
4、肝機能障害
合成界面活性剤が体内に吸収されると酵素タンパク質の変性を起こして酵素によって行われていた物質代謝ができなくなり生体を健全に保つことに問題が生じてきます。
酵素が働かなくなると食物に含まれる炭水化物、脂肪、タンパク質をうまく分解できなくなり栄養素が体内に吸収できなくなります。
5、生殖器障害
合成界面活性剤は避妊具に使われているほど精子を殺す作用を持っています。また、皮膚温の上がった状態で合成界面活性剤を使い身体を洗う事により性器からの吸収は非常に高くなります。
6、環境ホルモン
合成界面活性剤は、自然界でも分解されにくく川や海に流れ込み、そういった環境下で育った魚介類を食べると体内に合成界面活性剤を貯めることになります。
知っておきたい有害物質
1、陽イオン系
洗浄力が最も強力!洗濯用、台所用、シャンプー等、トイレ用品に配合されている。
アルキルベンゼルスルホン酸ナトリュウム(LAS)
洗濯用洗剤などに多く使用。
毒性が強く皮膚障害の危険性があります。
アルキル硫酸エステルナトリュウム(AS)
シャンプー、歯磨き粉、洗顔フォーム、化粧品など日用品に使用されています。
皮膚障害、アレルギー反応への関与
2、陽イオン系
殺菌作用で浄化槽やかんきょうに存在する微生物を死滅させ生態系を変化させる危険性を持ちます。
ポリオキシエチレングリコールモノ脂肪酸エステル(PEG)
保湿剤としてクリーム、ローション、口紅などの化粧品に多く使用。飲み下すと腎機能障害、発がん性の疑いがあります。
化学物質の運び屋
プロピレングリコール
保湿効果、乳化効果のある化学物質で赤ちゃんのおしり拭きにも使われています。
過敏症状を起こす人がいてカビの成長や発酵を防止して染色体異常を起こす危険性があり、過剰摂取をすると赤血球の減少や内臓、脳への影響を招きます。
ジエタノールアミン
溶剤、乳化剤、保湿剤として使用されています。
経皮吸収されやすく目、皮膚、粘膜を刺激し皮膚炎、花粉症、喘息、アレルギー症状を悪化させます。発がん性物質である可能性も指摘されています。
トリエタノールアミン
乳化剤、保湿剤としてクレンジングクリーム、シャンプー、ローション、ほお紅、アイシャドー、マスカラなどに使用されています。
まれに粘膜や目を刺激する危険性があります。副産物として発がん性物質のニトロソ化合物をつくるとも言われています。
こう考えると私達の生活上では身体を害する物で溢れています。こいいった化学物質が意外にも整骨院に通院する筋骨格の疾患(肩凝り、腰痛など)の原因にもなります!
結果には必ず原因があります。そういった原因を見つけだし改善することにより早期回復、早期社会復帰になるのではないでしょうか!「肩がこった」からと言ってマッサージをする。凝っているという認識であって実は緩んでいて「肩がこっている」という症状もでます。なので緩んでいる所を緩めたら余計に症状は酷くなるのではないのでしょうか?また、強い刺激、マッサージは交感神経を興奮させ、かえって血流を悪くします!
接骨よつば堂では、しっかりと症状を分析し治療をさせて頂いています!
「経皮毒」については、次回に続きます。
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INFORMATION 当院の情報
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- 接骨よつば堂
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- 山梨県南アルプス市藤田25−7
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土曜日:8:00〜13:00 - アクセス
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